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カーボンマイクロコイル

CMC


 カーボンマイクロコイル(CMC)は、炭素でできたスプリングのようなコイル状の炭素物質です。コイル 直径が数ミクロンのため、マイクロコイルと呼ばれています。コイル径が平均的にミクロン以下のものはナノコイルとも呼 ばれていますが、統一した呼び方にはなっていません。当社では、ナノコイルもマイクロコイルと称しています。

 CMCは、一本一本の導電性や機械的強さはCNTに及びませんが、バルク材料としての導電性はCNTより高い。 CMCの伸縮に伴う抵抗率の変化があり、圧力センサー材料として利用可能です。また、CMCはコイル形状なので、特に高周波 帯域での電磁波吸収特性が優れています。電磁波遮蔽材や高周波加熱用坩堝などへの応用が考えられています。

 また、CMCの結晶構造はアモルファス成分が多く、特に表面に多くの活性サイトを持ち、他の物質に対す る吸着能力や反応力が高い。CMCの表面やコイル内部に各種機能性ナノ粒子を担持させることができます。

  • コイル径:~1μm
  • 線径  :~100nm
  • 長さ  :10~30μm
  • 炭素純度:>95%
CMC
As-Grown CMCのSEM像
CMC
As-Grown CMCのSEM像:放射状に成長する場合が多い
CMC
CMCにAgペーストを添加すると、抗菌作用が付与される。
CMC CMCにニッケルナノ粒子を担持させ、磁性を持たせるとともに、インダクタンスをチューニングすることも可能。 通常の溶液処理だけで、Ni粒子はCMC表面に選択的に吸着される。