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爆風が伴うCNT成長

 CNTは触媒と反応ガスとの化学反応によって生成される産物であるが、その反応はミクロの世界でも激しいようで、 時にはミクロな爆風が伴う。活性触媒粉末と基板上に独立させた状態で分散し、炭素原料と反応させると、 爆風を示唆する反応跡がしばしば見られる。
 下の写真はその一例を示している。 爆風跡の中心にはマリモ状のCNT/触媒粒子、その周辺には大量のススが同心円状に散乱している。 反応熱によって生み出された爆風が、局所的に高温帯を形成していると思われる。 その熱によって、触媒粒子周辺の炭素源ガスの一部が熱分解され(CVD分解ではない)、ススが生成されたと推測できる。